サーフボードを収納するボードケースの種類とおすすめ&使い方を紹介

目次

ボードケースの役割とは?

サーフィンは海で行うスポーツですが、サーフボードそのものは意外と繊細な道具です。長期間使用するためには、サーフボードをしっかりと保護することが重要です。そのために役立つのが「ボードケース」です。

ボードケースの主な役割

保護:移動中や保管中にサーフボードが傷つくのを防ぎます。砂浜や駐車場での不注意な接触や、車の中での衝撃からボードを守ることができます。
持ち運びが便利になる:特にハードケースやトラベルバッグは、持ち運びに便利な設計になっており、空港や駅などでの移動もスムーズに行えます。
環境からの保護:ボードを直射日光に晒したり、湿度が高い場所に放置すると、劣化が早まります。ケースに入れておくことで、こうした環境からの影響も軽減されます。

ボードケースは、日常的に使用する「ソフトケース」から、長距離移動や飛行機での輸送時に使う「数本入るハードケース」まで、さまざまな種類があります。それぞれの種類に合った使い方を知ることで、サーフボードを長持ちさせ、さらに便利に使えるようになります。

ボードケースの種類

ニットケース

ソフトケースは、軽量で使いやすいボードケースです。特に短距離の移動や、日常的なサーフィン後の保管に適しています。ソフトケースは衝撃には強く無いためトリップなどでの飛行機に乗る際には向いていません。

また生地が柔らかくて柔軟に動いてくれるため普段の車で向かうサーフィンには適しています。

特徴

ニットの素材で作られているため、収納しやすく持ち運びも楽です。また、ケース自体が軽量なので、持ち運ぶ際の負担が少ないのも魅力です。

メリット

・軽くて取り扱いが容易、日常的な使用に最適。
・柔軟な為、場所を取らない。
・ハードケースより価格が安い

デメリット

・保護力がハードケースよりも劣るため、長距離移動や衝撃の多い環境では向いていない。
・ハードケースよりも長持ちしない

私は車でサーフィンに行くときはいつもニットケースに入れています。家での保管もニットケースに入れてボードラックに置いています。このようにニットケースを使う場面は良くあるのでサーフボード1枚に付き1個あってもいいかもしれません。

ハードケース

ハードケースは、サーフボードを最大限に保護するために作られた頑丈なケースです。特に飛行機でのサーフトリップや長距離の移動で使用されます。

特徴

硬い外装で、外部からの衝撃に強い作りになっています。内部にはクッション素材が使用されており、サーフボードがケース内で動かないように設計されています。

メリット

・ 最大限の保護力。
・飛行機での旅行時にも安心。
・サーフボードを入れやすい。

デメリット

・重い。
・かさばる。
・価格も高め。

ハードケースは飛行機を使うトリップなどでは確実に使用されますが普段使いしている人も多くいます。

ニットケースに入れてからハードケースに入れて頑丈にしている方やワックスがつかないシートを被せてから普段からハードケースに収納している方もいます。

トラベルバッグ

トラベルバッグは、長期旅行や海外サーフトリップで活躍するボードケースです。特に複数のボードを同時に持ち運ぶ場合に便利です。

特徴

大容量で、2〜5本のサーフボードを同時に収納できるものも多くあります。保護性能も高く、外部の衝撃からボードを守る作りになっています。

メリット

・サーフトリップに便利で、大容量。
・衝撃にも強く、飛行機での移動にも対応。
・ボードケース1つにまとめて収納できる。

デメリット

・日常的な持ち運びには使えない。
・まとめて入れるのでかなり重たい。

トリップバックは自分のサーフボードのサイズより少し大きめのサイズを買うのがおすすめ!!パッキングをしっかりとする為でもありますが、空いてる隙間にウエットやビーチタオルなどを入れれるようにしていると手荷物とトリップ用のボードケースの2つで身軽にサーフトリップに行けます!!

おすすめのボードケースブランド

FCS(エフシーエス)

FCSはサーフィンギアの中でも特にフィンで広く知られていますが、ボードケースの品質も非常に高く評価されています。革新的な技術と優れた品質に重点を置いており、その点が大きな特徴です。特にFCSの製品は、プロサーファーの意見を取り入れながら改良されており、常に信頼性の高いアイテムを提供し続けています。

 FCS CLASSIC ALL PURPOSE COVER(クラッシックハードケース)

FCSハードケースシリーズ中、最も低価格で最も軽量な、簡易ハードケースシリーズ。
簡易とはいえ、5mmのプロテクションを備えているので普段使いには十分なクオリティー。
ニットケースより丈夫なハードケースが欲しいけど、価格で悩んでいる方や、トリップ時のインナーケースを探している方にオススメなシリーズです。

↓パフォーマンスショート↓

↓ファンボード↓

FCS DAY COVER

独特な外観を持つ、FCSハードケース。
FCSオンリーの技術である 3D FIT 構造と信頼ある強度を携えラインナップ。
デッキ面センターに配されたアルマジロストリップは伸縮性があり、様々な幅のサーフボードにフィットする仕組みになっており、さらに無数の穴により通気性も最大限に考慮されています。
3D FIT フィットテクノロジー、レール部分から輪郭形状に内蔵されたレイヤーフォームにより、優れた保護性とフィッティングを提供します。
またノーズから中央のエリアには、外装にラバーコーティングされた厚手のリップストップ生地による耐久性の高い素材を使用しています。
テール部分のマチを広げることにより、フィンを取り付けたままでも収納が可能。

ニットケース

⇓ ショートボード ⇓

⇓ ファンボード ⇓

⇓ ロングボード ⇓

DAKINE(ダカイン)

Dakineは、アウトドア全般に対応する幅広い製品展開と高い汎用性が特徴です。サーフィン専用のギアに加え、スノーボードやスケートボード向けのアクセサリーも豊富に揃えており、さまざまなスポーツにおいて信頼性を誇っています。さらに、アウトドアギア全体に対する強いブランドイメージを持っています。

特にサーフィング用品では、機能性とデザインの調和が優れており、過酷な環境でも耐えられるギアを求めるユーザーから高い支持を受けています。。

ハードケース

トリップバック

⇓ 2枚 ⇓

⇓ 4枚 ⇓

ニットケース

Creatures of Leisure(クリーチャーズオブレジャー)

Creatures of Leisureは、サーフィン専門のアクセサリーブランドとして高い専門性を誇り、特にサーフボードの保護に対する技術的工夫が際立っています。オーストラリアの厳しいサーフ環境で培われた経験に基づいた設計がされているのが強みです。

優れた耐久性と衝撃保護性能、軽量で持ち運びやすい点、そして熱反射や防水性・通気性を兼ね備えた技術が挙げられます。また、機能性と使いやすさにも重点を置いたデザインが特徴です。このように、Creaturesは技術革新と機能性で他社と差別化され、サーフボードの保護と快適なサーフトリップをサポートするブランドです。

ハードケース

レトロ&フィッシュ

ミットレングス&ファンボード

ロングボード

トリップケース

ニットケース

ショートボード

ファンボード

ロングボード

ボードケースの正しい使い方

ボードケースは、ただサーフボードを入れるだけではなく、正しい使い方をすることでより長持ちさせることができます。

ボードケースの使用例

サーフボードの入れ方: 基本的にはボードのフィンを外してから収納するのが基本です。フィンを付けたままだと、ケース内でボードが動いて傷つく可能性があります。
たまには水拭きで手入れをする:長く使用しているとファスナー部分が潮で固着してしまうことがあります。それを防ぐためにはたまに真水で拭き上げてあげるのが大切です。
保護材の利用:飛行機を使う長距離移動の時は、ボード全体を保護材で包むのがおすすめです。プチプチやタオルなどを利用して、ボードのノーズやテール、ボトムをしっかりと保護しましょう。
輸送時の注意点: 飛行機に乗る際は、空港スタッフがボードを扱う際に乱暴にならないよう、しっかりと「Fragile」シールを貼ることを忘れないでください。また、ケース内でボードが動かないよう、できるだけ隙間を詰める工夫が必要です。

うぇぶくん

ファスナーが固着して開かなくなった時は、お湯をかけて開けると開くようになるよ!!

ボードケースが汚れるのが嫌な方

ハードケースやニットケースへサーフボードを直接入れるとボードケースにワックスが付きます。特に暑い季節はワックスが溶けやすいのでよくついてしまいます。

ニットケースやハードケースにワックスの付着を防いでくれるのが“デッキカバー”です!

脱着も被せるだけ簡単です。

サーフボードのパッキングについて

飛行機を乗ってサーフトリップに行く際はハードケースに入れる前にエアパッキンでパッキングをするのは必須です。

なぜなら、運搬中のクラッシュはよくある話です。

ホームセンターでエアパッキンを買って養生するのもいいですがめんどくさい方はこういった商品もあります。

まとめ

サーフボードは、高価で大切な相棒です。そのため、自分のライフスタイルや用途に合ったボードケースを選ぶことが大切です。

ニットケースで日常の持ち運びを便利にし、ハードケースやトラベルバッグで長距離の移動の時でも衝撃でサーフボードがクラッシュしないようにしっかり守りましょう。




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