2024年初となる台風1号(イーウィニャ)が発生しましてた。
サーファーにとっては特別感のあるスペシャルな波と出会えるチャンスです。
待ちに待ったと狙っている人も多いのではないでしょうか!?
しかも、なかなかいいコースをいってくれそうな予感がします。
しかし台風は、強風や高波、ときには大雨や雷などの荒天など災害級の被害が起こることもあります。
この記事では、台風時のサーフィンに必要な知識も紹介します。
台風の状況
出典:ウェザーニュース
5月27日現在、台風1号(イーウィニャ)はフィリピンの東に位置し、東北東に進んでいます。
南大東島を通過後は勢力を弱めながら北東に進むと予想されています。
31日(金)には伊豆諸島付近を通過する見込みであり、もし北寄りの進路を取れば関東地方にかなり接近する可能性があります。
台風の北側に伴う雲が関東の沿岸部に広がり、北東からの強風などの影響が出る可能性が考えられます。
今後の進路はよく見ておきましょう。
台風時のサーフィンでの注意点
レベルにあった波を選ぶ
ビギナーサーファーにとって、台風時の波は無理をすることが禁物です。
台風によって発生する大きな波とそれに伴う強いカレントは、通常とは異なる危険をもたらす可能性があります。
ビギナーサーファーがこのカレントに流されて救助される事故は、台風シーズンに多く発生します。波が大きくカレントも強い場合は、サーフィンポイントを変えて波を交わすポイントへ行くか、その日は海に入らないという判断が重要です。
挑戦心は大切ですが、自身のスキルに合った波に挑戦するのが大切です。
急激なサイズアップに注意
サーフィンで台風の波を楽しむ際は、台風接近前と通過後のタイミングが大切です。
特に注意が必要なのは、台風が接近前の状況です。
台風接近前には、波のサイズが急激に大きくなり、風や雷雨などの荒天も急に訪れる可能性があります。そのため、コンディションの急変に十分注意が必要です。
一方、台風通過後は海が比較的穏やかになる傾向があります。この時期は波の状態も安定しやすく、ビギナーサーファーが挑戦しやすい状況です。ですので、サーフィンを楽しむ際は、台風通過後の無理のないコンディションを選ぶことが重要です。
リーシュコードをチェックする
ここが一番大切!!
台風時のサーフィンの前に、サーフボードを流さないために足首に装着するリーシュコードをしっかりとチェックしましょう。
ワイプアウトした際にボードが波にさらわれると、通常よりも強く引き寄せられることがあります。そのような状況で使い古したリーシュコードを使用すると、切れたりベルクロが外れたりするアクシデントが起こる可能性があります。
リーシュが古くなっているようであれば、新しいものに買い替えて準備することをお勧めします。また、大きな波に備えて太めのリーシュを予備として持っておくと安心です。
今回の台風について
さぁー!!今回の台風はどんな波を届けてくれるのでしょうか!?
5月29日(水)
出典:tenki.jp
20度線を越えてきているので、うねりが入ってきてもおかしくありませんが
前線があり、前線ブロックでうねりがブロックされる可能性があります。
5月30日(木)
出典:tenki.jp
前線も無くなりうねりが入りだし、いきなりのサイズアップの可能性があります。
自分のレベルにあったポイントでサーフィンしましょう
磯子エリア
29日(水)
南岸を通過した低気圧が東海上を北東に進み、西から高気圧が広がります。北〜北西風が強く吹きやすく、南寄りのうねりは減少する傾向ですが、サイズが残る可能性があります。
30日(木)
風の影響は弱く、台風1号による南寄りのうねりが増加する見込みです。
31日(金)
南海上の低気圧による北寄りの風が強まりそうですが、台風1号の南寄りのうねりが良く反応するでしょう。
6月1日(土)
台風1号のうねりはピークを過ぎて減少する見込みですが、前半の波が遊べるでしょう。
2日(日)・3日(月)
台風1号の波は弱まり、小さなコンディションになるかもしれません。
四国エリア
29日(水)
南岸を通過した低気圧が東海上を北東に進む予想です。沖合では北風が強まりますが、南〜南西のうねりが続くため、遊べる場所もあります。
30日(木)
台風1号が南海上に進み、南〜南西のうねりが徐々に反応し始める見込みです。風は沖合ではありますが、沿岸では遊べる状況もあります。
31日(金)
台風1号は北東に進む見込みで、南〜南東のうねりが強まり、一部ハードな波が期待されます。
6月1日(土)
台風1号が東海上で変化するため、南〜南東のうねりが落ち着き、前半の波が遊べるでしょう。
2日(日)・3日(月)
東〜北東風が強くなり、波は小さくなりそうですが、風波もあります。
伊勢エリア
29日(水)
南岸を通過した低気圧が北東に進む見込みで、北西風が強まります。南寄りの波は減少しますが、前半は遊べるでしょう。
30日(木)
台風1号による南寄りの波は弱まりますが、南寄りのうねりが増加する可能性があります。
31日(金)
台風1号による南寄りのうねりが良く反応し、波が楽しめるでしょう。
6月1日(土)
台風1号の波は減少しますが、前半は遊べるでしょう。
2日(日)・3日(月)
風が強くなり、小さな波となりそうですが、風波も期待されます。
日本海エリア
29日(水)・30日(木)
北〜北東の波が弱まりつつも残り、風はそれほど強くありません。
31日(金)
西〜南西風に変わり、波は小さくなります。
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